不動産を「売る」場合の流れ|STEP8
2024年04月23日
こんにちは、ハウジングヒーローの事務員Sです!
今回のブログでは、「不動産を売りたい」と思っている人に向けて、不動産を「売る」場合の流れを解説します。
不動産の売却手順は以下の8ステップです。
1. 売買価格の相場を調べる
2. 不動産会社に査定を依頼する
3. 不動産会社と媒介契約を結ぶ
4. 不動産会社と売却活動をする
5. 買主と契約内容の確認
6. 買主と契約内容の締結
7. 決済・引渡し
8. 取引完了
不動産の売却をご検討の方はぜひご参考ください。
▼関連記事
不動産を「買う」場合の流れを知りたい方は、関連記事「不動産を「買う」場合の流れ|STEP8」をご覧ください。
不動産を「売る」場合の流れ|STEP8
売却にかかる期間は約5カ月前後といわれています。買主が見つからない場合や、金額の交渉で長引くこともあります。
ここでは一般的な不動産売却の流れを説明します。
STEP1:売買価格の相場を調べる
まず事前準備としておおまかな売買価格の相場を調べておきます。
売却したい物件の相場を知っておくことで、STEP2の不動産会社に依頼する査定額が「適正価格」なのかを判断しやすくするためです。
インターネットで類似物件の価格を調査したり、以下のサイトで地域の不動産市場の動向を把握したり
するとよいでしょう。
▼おすすめサイト
・おおまかな相場を調べる
→不動産情報ライブラリ(旧土地総合情報システム)|国土交通省
・固定資産税の参考を調べる
→財産評価基準書|国税庁
STEP2:不動産会社に査定を依頼する
不動産の売買は個人で行うことが難しいため、不動産会社に相談するのが一般的です。「不動産を売却したい」と相談すると同時に、不動産の売却価格を決めるために不動産会社に査定を依頼します。
このとき、不動産会社のホームページや口コミを調べたり、実際に店舗へ行き担当者の雰囲気を確認したりしながら、信頼できる不動産会社を選ぶことがポイントです。
複数の不動産会社に査定を依頼し比較検討することで、より好条件を提示する不動産会社を選びやすくなります。
持ち物
相談は手ぶらでも問題ありませんが、もし可能であれば以下の書類を準備しておくと相談がスムーズになします。
・登記事項証明書
・固定資産税納税通知書
・間取り図や敷地測量図など
▼参考記事
「登記」について知りたい方は、関連記事「不動産とは?登記や法律について解説!」も合わせてご覧ください。
STEP3:不動産会社と媒介契約を結ぶ
不動産会社に仲介を正式依頼するため「媒介契約」を結びます。媒介契約とは仲介業務のサービス内容や仲介手数料などをあらかじめ取り決める契約です。
媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。
■専属専任媒介契約
…1社だけにしか依頼できないかつ、自分で買主を見つけることもできない
■専任媒介契約
…1社だけにしか依頼できないが、自分で買主を見つけることができる
■一般媒介契約
…複数の不動産会社に売却依頼をすることができる
レインズとは…国土交通大臣から指定された不動産流通機構が運営する、不動産流通標準情報システムです。登録された情報を他のすべての不動産会社に提供することで、最適な買主を探すことができるよう、不動産流通の円滑化を目的としています。なおレインズを利用できるのは、不動産会社のみです。
それぞれの契約のメリット・デメリット、仲介手数料の違いなどを理解し、自身のニーズに合った契約を選ぶことが重要です。
媒介契約書は依頼者と不動産会社の契約関係を明らかにし、不動産会社の責任と報酬に関するトラブルを防ぐためにあるので、しっかり内容を確認し媒介契約を結びましょう。
▼関連記事
媒介契約について詳しく知りたい方は「媒介契約は3種類!それぞれの特徴を解説」をご覧ください。
STEP4:不動産会社と売却活動をする
ここからは基本的に媒介契約を結んだ不動産会社が主導で売却活動を進めていきます。
1. 物件の権利・法律関係、インフラ設備などの書類を集める
2. 現地にて土地・建物の管理状態、周辺環境を細かく確認する
3. 物件を市場に公開し、購入希望者を集める
内見希望者へのセッティングも不動産会社が行いますが、居住中の場合は売主が対応する場合も多いです。内見に備えて室内をキレイにしたり、スリッパを用意したりするなど、好印象を与えて前向きに検討してもらえるような工夫を考えておきましょう。
STEP5:買主と契約内容の確認
購入希望者からのオファーを受け取ったら、売主は価格、引渡し時期、支払い方法、付帯条件などの契約内容を慎重に確認し、不動産会社を介して購入希望者と条件交渉を行います。
STEP6:買主と契約内容の締結
契約条件が確定したら、不動産会社の宅地建物取引士や弁護士の支援を受けながら、正式な契約書を作成します。契約書には売主と買主の個人情報、物件の詳細、取引条件などが含まれます。
契約書が作成されたら、売主と買主はそれぞれ契約書に著名し、契約締結です。
この段階で売主は買主から物件購入の意思確認として手付金を受け取ります。また、売主は仲介手数料の50%を不動産会社へ支払うケースが多いです。
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宅地建物取引士について、詳しく知りたい方は「宅建士とは?どんな業務を行うの?」をご覧ください。
STEP7: 決済・引渡し
契約書に基づいて、売買代金の決済(残代金)と物件の引渡しが行われます。決済と引渡しは同日に行われることがほとんどです。
買主からの支払いは通常、銀行振り込みや証券口座振替などの方法で行われます。決済が完了したら、その日のうちに売主が物件の鍵や必要書類、所有権を買主に引き渡します。
また、住宅ローンを利用して物件を購入していた売主は「抵当権抹消登記」が必要になる場合があります。融資を受けている金融機関に相談しましょう。
STEP8:取引完了
引渡し時が済んだら、仲介手数料の残金を不動産会社に支払います。これで取引は正式に完了です。
ただし、売却により利益が生じた場合は「譲渡所得」として確定申告が必要になります。適用できる控除・特例など節税対策を確認し、適切な税金を納めるようにしましょう。
不動産売却のことならハウジングヒーローにお任せください!
ハウジングヒーローは不動産売買を得意とする江東区亀戸の不動産会社です。
当社の営業スタッフは全員、宅建士の有資格者なので初めてのご相談から契約完了まで安心してご相談頂けます。
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まとめ
今回のブログでは、不動産を「売る」場合の流れを解説しました。不動産の売却手順は以下の8ステップです。
1. 売買価格の相場を調べる
2. 不動産会社に査定を依頼する
3. 不動産会社と媒介契約を結ぶ
4. 不動産会社と売却活動をする
5. 買主と契約内容の確認
6. 買主と契約内容の締結
7. 決済・引渡し
8. 取引完了
不動産の売買は大きなお金が動く上に、さまざまな法律や手順が関わるので時間がかかります。自身で積極的に情報を集めたり、信頼できる不動産会社と売却活動を進めたりすることが重要です。
不動産の売却でお悩みの方は、お気軽にハウジングヒーローへお問い合わせください。