「地番」と「住所」は何が違う?
2024年03月26日
こんにちは!亀戸の不動産屋「ハウジングヒーロー」の事務員Sです!
不動産について調べると「地番」という言葉を目にすると思います。
不動産は、普段私たちが使っている「住所」ではなく「地番」で登記されているため、ある土地の情報を法務局で調べたいときには「地番」を知っておく必要があります。
今回のブログでは、不動産登記で記載されている「地番」について、定義や「住所」との違いなどをざっくりと解説します。
初心者にもわかりやすく簡潔にまとめていますのでぜひご覧ください!
地番とは?
「地番」とは、土地の一筆(※1)ごとにつけられている番号のことで、法務局が定めている住所のことです。その土地を最初に作った人が番号を付けて登記しています。
※1「一筆」…土地を数えるときの登記簿上の単位
土地が最初に登記された昔は大雑把だったようで、番号のつけ方には規則性がなく、バラバラに番号が付けられていたり、数字以外の文字がふられていたりすることもあります。
▼「地番」の例
○○県○○市○○町37番
○○県○○市○○町25-2番など
→「○○番」…土地の一筆ごとに番号が振られている
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「地番」と「住所」の違い
「地番」は法務局が定めた住所であるのに対し、「住所」は住居表示法に基づいて市町村が定めた住所のことです。
先に使われていたのは「地番」ですが、高度成長期に人口が集中し、地番では住所がわかりづらく戸惑う人が多くいたことから、国が住居表示法という法律を作って、建物ごとに一定の法則で番号を振り直したものが、私たちがよく知る「住所(住居表示)」というわけです。
▼「住所」の例
○○県○○市○○町1丁目2番3号
→「○○号」…建物ごとの番号が振られている
「地番」と「住所」の番号は全く別の番号ですが、地方ではまだ地番と住所が一致している場合もあります。
「地番」を調べるには?
気になる土地の「地番」を自分で調べるには以下のような方法があります。
・登記済証(権利証)または登記識別情報で確認する
・固定資産税の納税通知書で調べる
・管轄の法務局に問い合わせる
・ブルーマップや地番図で調べる など
とはいえ、不動産初心者の方には「専門知識がなくて難しい…」「自分で調べる時間がない…」という方もいるでしょう。
そんな時は不動産のプロである宅建士に相談するのがおすすめです。
江東区亀戸にある不動産屋「ハウジングヒーロー」なら、営業スタッフは全員、宅建士の有資格者なので安心してご相談頂けます。
土地や建物のことでお悩みなら、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
まとめ
今回のブログでは、不動産登記で記載されている「地番」について、定義や「住所」との違いなどをざっくりと解説しました。
土地を最初に登記した番号が「地番」です。しかし規則性がなく分かりにくい理由から、建物ごとに一定の法則で番号を振り直したものが「住所(住居表示)」というわけです。
不動産はたくさんの法律で守られ、専門知識が必要なので、少しでも不動産でお困りであればお近くの不動産屋に相談してみましょう。